映画「ククルスドアンの島」作画崩壊からリメイクされた異形のデザイン

配色パターン 機動戦士ガンダム ククルスドアンの島

映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」が2022年6月3日(金)に劇場公開されます。

ククルス・ドアンの島とは、いわゆるファーストガンダムのTVシリーズ全43話のうち、第15話のエピソードです。

映画公開に先立つ2022年3月9日の「ザクの日」を記念して、公式サイトに設定画が公開されました。

この記事では、映画「ククルスドアンの島」に登場するモビルスーツのカラーリングをまとめました。

同じく2022年に放送される「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のモビルスーツはこちら。

水星の魔女アイキャッチ【水星の魔女】モビルスーツのカラーリングはシンプルで女性的?

映画「ククルスドアンの島」のガンダムの配色

RX-78-02 ガンダムのカラーリング

#DBDBD6 #367DB3
#A73837 #DBAE40

「ククルスドアンの島」バージョンのガンダムです。

機動戦士ガンダムの時と比べると、全体的に彩度がおさえられているため洗練された印象の配色となっています。

配色パターンガンダム一年戦争編配色パターンはガンダムのカラーリングでキメる|一年戦争編

アムロ・レイの声優である「古谷徹」氏は、映画「ククルスドアンの島」のガンダムの設定画を見て、次のとおり感想を述べています。

横浜に立っているガンダムを思い出しますけども、等身大の。

なんていうんだろ、バランスですかね。

それが整っているんですかね。

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』【3月9日】ザクの日スペシャル会見より

「横浜に立っているガンダム」といえばこちら。

正式な型式は「RX-78F00」です。

せっかくなので、この横浜ガンダム RX-78F00のカラーリングもグラフ化しておきます。

RX-78F00 横浜ガンダムのカラーリング

#F4F0F2 #0844C6
#AD3633 #EDB344

赤、青、黄それぞれのカラーコードは、いわゆるファーストガンダムのRX-78-2よりRX-78NT1アレックスに近く、あざやかな色合いとなっています。

古谷徹氏が指摘するとおり、作画崩壊するようなファーストガンダムとは対照的に色のバランスも整っています。

映画「ククルスドアンの島」のドアン専用ザクの配色

MS-06Fドアン専用ザクのカラーリング

#94A280 #5A6B4B
#363B41 #FFD6FC

カラーリングは、通常のザクⅡらしいグリーン系の配色となっています。

ククルス・ドアン役の「武内駿輔」氏は、ドアン専用ザクの特徴を次のように表現しています。

やっぱりこう脱走兵らしくさまざまなところがちょっと負傷していたりっていうのがあるんです。

そのおかげで他のザクとちょっと差別化されているというか顔がちょっとこうアゴが長いというか、このあたりとか結構その当時の第15話の雰囲気を、あと目とかですよね。

目の雰囲気とかも結構イメージを近づけているんじゃないかなというふうに僕は見て感じておりましたね。

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』【3月9日】ザクの日スペシャル会見より

その他のモビルスーツの配色

RX-77-02ガンキャノンのカラーリング

#A83836 #6D7D81
#DBAE41 #5DC1CD

ガンキャノンは地球連邦軍のモビルスーツです。

映画「ククルスドアンの島」では、ホワイトベースのパイロットのカイ・シデンとハヤト・コバヤシが搭乗する機体として登場します。

TVシリーズ版のガンキャノンより彩度がおさえられており、赤すぎないデザインになっています。

RGM-79ジム(スレッガー搭乗機)のカラーリング

#ACB9C4 #2F6C71
#A93736 #DCB65C

ホワイトベースパイロットのスレッガー・ロウが搭乗するジムです。

配色だけ見るとジムだと分からないようなカラーリングです。

ベースカラーは白色というよりグレーです。

肩まわりと足底に使われている緑色もジムとしてはユニークな色使いと言えます。

スレッガー中尉は、TVシリーズや劇場版の機動戦士ガンダムではジムに搭乗するシーンはありませんが、安彦監督の漫画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」ではジムに搭乗しています。

MS-06GD高機動ザクのカラーリング

#B49775 #926F5C
#4D4137 #684D4B

サザンクロス隊とは、元ジオン公国軍のククルス・ドアンがかつて所属していた精鋭部隊です。

「褐色のサザンクロス」と呼ばれるとおり、カラーリングは茶色系の迷彩カラーリングが特徴的です。

MS-06R-1A シャア専用高機動型ザクⅡのカラーリング

#A43533 #541011
#323D46 #FDD5F7

シャア・アズナブルとは、ガンダムシリーズにおいて最も知られた登場人物のひとりです。

そして、赤色と言えば「シャア専用」というイメージが定着しています。

一年戦争のほか、逆襲のシャアでも赤い機体のサザビーに乗っていましたが、機動戦士Zガンダムでは金色の百式を専用機としていました。

長く愛されているシャア・アズナブルというキャラクターを登場させる事によって、ファンの方だけでなくたくさんの方に喜んで頂ける。

そして、池田秀一さんにご参加頂くということは作品の魅力が更に上がると思い、新たにこの「ククルス・ドアンの島」に描き加えました。

是非、この新しい魅力と共に本作を楽しみにしていてください。

監督:安彦良和のメッセージより

安彦監督が語った「映画ククルスドアンの島」への想い

なぜ「ククルスドアンの島」を映画化したのか?

「ククルスドアンの島」の映画を作ったきっかけについて、安彦監督は次のように語っています。

なぜかって説明すると長くなるんです。

偶然と必然が微妙に絡み合ってやろうとなったんです。

それが一番手短な説明で、それを噛み砕いて説明すると今日の45分を使ってしまう。

ただ、神回とか言われていろいろおっしゃっていただいたんですけど何のことはない。

出来が悪い話なんですよ。

これも有名なことなんで隠してもしょうがない。

僕はパソコンを一応いじるんです。

検索をするんですよ。

便利だから。

作画崩壊っていうので検索するとククルスドアンの島が出てくるんです。

最近知りました。

そのぐらい有名なんですね。

まぁそういう非常にいわく因縁のある話、それが忽然と降ってわいて、いろいろ面倒な申し出だったと思うんですけど、サンライズの社長さんが新旧ふたりの社長さんが一緒の場にいられるところで僕はやりたいと言って、その場でお受けいただきました。

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』【3月9日】ザクの日スペシャル会見より

映画「ククルスドアンの島」の設定画にスレッガー中尉が描かれている理由は?

この問を補足しますと、機動戦士ガンダムのテレビシリーズは全43話で、ククルスドアンの島は第15話のエピソードにあたります。

これに対して、スレッガー中尉の初登場は第31話です。

つまり、機動戦士ガンダムのテレビシーズの時系列では、ククルスドアンの島にスレッガー中尉は登場しません。

この矛盾に対する安彦監督の考えが語られました。

まぁみていただければ分かるんですけど最初にテロップが出ます。

第1シリーズの15話のリメイクです、とはっきり言ってます。

まさにリメイクです。

全43話でしたかね、その中での15話なんですが、その並びであるという風には言っていません。

この時系列は僕はガンダム・ジ・オリジンで変更を加えています。

それについて賛否あると思うんですけど、僕の中でこの変更は必然的なものです。

だからこれはあえてジ・オリジンの中に位置づけるという言い方はしませんけれども、時系列的には位置付けています。

だからあえていうと15話より後だろうということで、15話なら登場しないスレッガーが入っています。

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』【3月9日】ザクの日スペシャル会見より

ドアンザクがヒートホークを持っている理由は?

機動戦士ガンダムのテレビシーズ第15話「ククルスドアンの島」では、ドアンザクは武器を持っていません。

映画のドアンザクに、武器であるヒートホークを持たせた安彦監督の考えです。

ヒートホークしか持ってないって言ったら、もともとは何も持ってなかって教えてくれたスタッフがいて、

「え、そうだっけ?」

「正拳突きと蹴りだけですよ」

「それじゃ戦えねぇだろうが」

昔の映像を見てないってことがバレバレになっちゃうわけなんですけれども、見るに堪えないわけですよ。

だから見たくないわけですよ。

1回も見ないつもりだったのが1回見ちゃった。

どうしても見なきゃいけない事情が。

だからヒートホーク持ってなかったのは記憶ないですよ。

そういうことも含めてのリメイクです。

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』【3月9日】ザクの日スペシャル会見より

異形のデザインとは?

それはやっぱり罪の意識というか、作監してないわけですから、継子扱いというかね、里子に出してほったらかしのようなもんですから。

それはもう痛くて見れないんですよ。

だからスタッフに教えられて、さっきのヒートホークも持ってないように、異形っていうのもそうなんです。

異形でなければって、いやあれは単なる作画の崩れだって言ったんですけど言うこと聞かないんですよ、ドアンを愛するスタッフが。

結局、カトキさんもその一人なんだけど、異形で通されてしまって、まぁ勝手にしろということで。

なぜ異形になるかってのはいまだに分からないんですけどね。

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』【3月9日】ザクの日スペシャル会見より

カトキさんというのは、メカニカルデザインを担当している「カトキハジメ」氏を指しています。

キャッチコピー「ガンダム、再び大地に立つ」に込めた想いは?

サザンクロス隊のモビルスーツMS-06GD高機動ザクの設定画が公開されました。

ホバー移動が可能な陸戦用ザクということで、安彦監督の想いが込められた地上での戦闘シーンに期待が高まりますね。

リアルさですか?

キャッチコピーにあるように大地に立つというのはね、僕は好きなんですよ。

やはりどうしても宇宙モノなんで、宇宙空間で非常に高速で飛び交って何か光って飛んできてみたいな。

そういうのは若い人たちは好きだしお得意なんでしょうね。

まぁガンダムの関連の作品をそんなに見てる訳じゃない。

もうほとんど見ないと言ってもいいぐらいなんだけど、ちょっとついていけない部分もあって。

その点で言うと大地に立つっていうのはとても懐かしいんですよ。

まさに大地に立つわけでそれは期待していただいていいかな。

足が地についたドラマです。

もういろんな意味で。

それを楽しんでいただきたいと思っております。

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』【3月9日】ザクの日スペシャル会見より

まとめ

この記事では、映画「機動戦士ガンダム ククルスドアンの島」に登場するモビルスーツのカラーリングをまとめました。

ガンダムのカラーリングの記事は、カテゴリ「ガンダム」をご覧ください。

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この記事ではカラーリングを表現するのに円グラフを使いました。

グラフの使う方法は、WordPressブログにグラフを埋めこむためのGoogleChartsの使い方をご覧ください。

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