この記事では、『カラマーゾフの兄弟』に登場するドミートリー・フョードロヴィチ・カラマーゾフに関係の深い人物について解説しています。
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【カラマーゾフの兄弟】全登場人物のリスト目次
元ロシア陸軍歩兵二等大尉。
45、6歳くらい。小柄でやせぎすの貧弱な体つきをしている。
赤茶けた髪をし、ぼろぼろのあかすりに似た、まばらで赤茶けたあごひげを生やしている。
オジョールナヤ通りのカルムイコワという町人の家に住んでいる。
妻アリーナ、2人の娘ニーナとワルワーラ、息子イリューシャの5人で暮らしている。
ございます口調で話す。
若い独身男でかなり金持ちの役人。武器愛好家。
ドミートリーとは、料理屋「都」で面識があった。
この世で何よりもスキャンダルを恐れている。
町の治安判事。
ドミートリーのことを「断片的でいびつな頭」の持ち主と評する。
ドミートリーがモークロエに行くために用立てた、三頭立て馬車の御者。「空間をむさぼり食いながら」疾走しつづける。
赤い髪をしたやせぎすの若者。
モークロエへの道中、ドミートリーから「言ってみろ、ドミートリー・カラマーゾフの行き先は地獄か、地獄じゃないか、おまえの考えじゃ、どうだ?」と聞かれる。
モークロエの旅籠屋の主人。
中背でがっしりし、みるからに健康そうな百姓で、顔までいくらか肉付きがいい。
男やもめで、成人した娘4人と住む。
浮かれさわぐ宿泊客から金をまきあげるのが大好きで、ひと月ほど前にドミートリーがグルーシェニカと豪遊した際に、一夜で200ルーブルあまりまきあげた。
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