この記事では、『カラマーゾフの兄弟』に登場するスメルジャコフに関係の深い人物について解説しています。
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【カラマーゾフの兄弟】全登場人物のリスト目次
神がかりで、身の丈140センチくらい小柄な女。
父親は商人イリヤ。
素足に肌着一枚で街を歩きまわる。
二十歳のとき、夜中にフョードルの家の風呂場でスメルジャコフを産み落とし、明け方に死ぬ。
宿なしの落ちぶれた病気がちの商人。
リザヴェータの父。
ひどい酒飲みで、いつも病気がちで癇癪もちのイリヤは、リザヴェータが家に帰ってくるたびに、容赦無く彼女を打ちすえた。
「ねじ釘カルプ」と呼ばれる。
町中に知られていた恐ろしい囚人で、県の刑務所を抜け出してフョードルが住む町に潜伏していた。
夜な夜な町中をうろつき、3件の強盗を働く。
グリゴーリーは、リザヴェータを辱めたのはカルプだと言い張る。
富裕な商人の未亡人で、身重になったリザヴェータを自宅に引き取る。
リザヴェータがちょうど妊娠したであろう時期に、酔いつぶれて町を歩いていた5、6人の若旦那衆。
茂みのなかで眠っているリザヴェータに対して、酔いにまかせて常軌を逸した問いを思いつく。
「まあ、だれでもいいが、こういうけだものを女としてまともに扱えるやつっているのかね、たとえば、この場で、いま・・・」
その5、6か月後に町に残っていたのはわずか1人で、それも家庭と年頃の娘をもつ、すでに年配の尊敬すべき五等官だった。
フョードルの隣人家主の娘。
器量もまあまあだったが、顔がやけに丸くて、一面にそばかすができている。
スメルジャコフと親しい。
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