【カラマーゾフの兄弟】グルーシェニカの周辺人物の特徴を解説

この記事では、『カラマーゾフの兄弟』に登場するグルーシェニカに関係の深い人物について解説しています。

『カラマーゾフの兄弟』に登場するすべてのキャラクターの一覧は下の記事をごらんください。

【カラマーゾフの兄弟】全登場人物のリスト

グルーシェニカの周辺人物

ムシャロヴィチ

太り気味で丸顔の小柄なポーランド人。退職した十二等官でシベリアで獣医として勤務している。

年齢は40歳近い。

ひじょうに小さな鼻、皮膚がたるみがちで、その下から染め上げられたあつかましい感じの、やけにとがった口ひげが2本。こめかみの毛をやけに前になでつけた、かなり安っぽいシベリア製のかつら。

堂々たる物腰と、ポーランドなまりのロシア語をつかう。

グルーシェニカの元恋人で、5年前にグルーシェニカを捨てた。

クジマ・サムソーノフ

年老いた商人。

顔はむくみ、厚ぼったい下唇が丸パンにたいにだらしなくぶら下がっていた。

古くて広い2階建ての家の2階に住む。下の階には結婚した2人の息子が家族とともに住み、さらに年老いた姉と未婚の娘が住み、離れには番頭が2人住んでいる。

ムシャロヴィチに捨てられたグルーシェニカを保護する。

フェドーシア・マルコーヴナ(フェーニャ)

グルーシェニカの女中で20歳くらい。

マトリョーナの孫。

マトリョーナ

グルーシェニカの女中。料理女の老婆。

フェーニャの祖母にあたる。

サムソーノフの女中の老婆

サムソーノフの身の回りを世話をする老婆。

ホフラコーワ夫人の家を出てきたドミートリーと往来でぶつかる。

ドミートリーから、グルーシェニカはまだ家にいるかと聞かれ、家に来てすぐに帰ったと答える。

モローゾワ夫人

商家の未亡人で老女。

サムソーノフの親戚筋にあたる。

ソボールナヤ広場に近い市内でもっともにぎやかな場所に住み、大きな石造りの2階建ての屋敷に、年のいった独身の2人とひっそり暮らしている。

屋敷の中庭にある木造の小さな離れにグルーシェニカを住まわせている。

まとめ

この記事では、『カラマーゾフの兄弟』に登場するグルーシェニカの周辺人物について解説しました。

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