耐熱計量カップがあれば一人暮らしに電気ケトルは必要ない理由

耐熱計量カップがあれば電気ケトルは必要ない

一人暮らしには、電気ケトルがあれば便利だよね。

ちょっと待って。考えてみてください。

一人暮らしに電気ケトルは本当に必要ですか?

一人暮らしで大事なことは、コンパクトで機能的な生活スタイルを実現することです。

限られた生活スペースに、ムダなものを置く余裕はありません。

電気ケトルの機能はたった一つ、お湯を沸かすことです。

確かに、機能が一つだけの電気器具なら他にもあります。

ご飯を炊くだけの炊飯器、ドリップコーヒーを作るだけのコーヒーメーカー・・・

ただし、お湯はご飯やコーヒーなどの料理と決定的に違うことがひとつあります。

それは、作り方で味が変わらないということです。

炊飯器であれば釜の材質、圧力、火加減などの違いでご飯の炊き上がりが変わりますよね。

一方、お湯は電気ケトルで沸かそうとも、やかんで沸かそうとも、お湯はお湯であり、違いはありません。

そしてお湯は、電気ケトルがなくても他の方法でも簡単に作ることができます。

つまり、一人暮らしにお湯を沸かすことしかできない電気ケトルは必要ありません

この記事を読めば、電気ケトルが必要ない理由と、電気ケトルの代わりに買うべきおすすめの耐熱計量カップがわかります。

電子レンジと耐熱計量カップでお湯は作れる

お湯は、電子レンジと耐熱計量カップがあれば簡単に作ることができます。

今や単身生活者の9割は電子レンジを保有していますので、あとは耐熱計量カップさえあれば手軽にお湯を作ることができることになります。

ニッセイ基礎研究所から引用

電子レンジと耐熱計量カップでお湯を作る方法

耐熱計量カップに必要な量の水を入れます
電子レンジで耐熱計量カップごと水を加熱します

加熱時間は、電子レンジの出力や水の量と温度によって変わります。

お湯の出来上がり

お湯が沸くまでの時間は?電気代は?

コーヒー1杯分140mlが沸騰するまでの時間と電気代を比べてみました。

比較対象の電気ケトルは、価格.comで売れ筋No.1のティファール「ジャスティン プラス 1.2L」としました。

結論からいうと、お湯を沸かす時間、電気代ともほぼ違いはありません。

お湯を沸かす方法時間(秒)電気代(1回あたり)電気代(1か月あたり)
電子レンジ+耐熱計量カップ約1分30秒0.845円76円
電気ケトル1分23秒0.749円67円

電子レンジは、出力500Wで定格消費電力は1300W (60Hzの場合)です。

電気代は、1kwhあたり26円で計算しました。

1ヶ月あたりの電気代は、1日に3回お湯を沸かすとして計算しました。

ティファール 電気ケトル 1.2L たっぷり大容量 「ジャスティン プラスブラック」 KO4908JP

電気ケトルの利用シーンを計量カップで置き換えられるか?

ドリップコーヒーを入れる

耐熱計量カップには注ぎ口がありますので、下のようなドリッパーを使えば、ハンドドリップで簡単にコーヒーを入れることができます。

カリタ Kalita コーヒー ドリッパー 陶器製 1~2人用 ホワイト 101-ロト #01001

一方、電気ケトルは一般的に注ぎ口が広くなっているため、ハンドドリップのように少しずつ注ぐのは難しいです。

ハンドドリップ用に細口の電気ケトルもありますが、価格は高めです。

[山善] 電気ケトル 電気ポット 0.8L (温度設定機能/保温機能/空焚き防止機能) ブラック YKG-C800-E(B)

耐熱計量カップであれば、お湯の動きを見ながら注ぐことができるため、注ぐ湯量は簡単に加減できます。

インスタント味噌汁やカップスープを作る

インスタント味噌汁やカップスープを美味しく作るには、お湯の量が多すぎても少なすぎてもダメです。

耐熱計量カップなら10ml単位で水の量を調整できます。

耐熱計量カップの方が電気ケトルより沸かす量を細かく調整できますので、お湯が足りなくなったり、逆に沸かしすぎることもありません。

つまり、耐熱計量カップならムダなく効率的にお湯を作って使うことができます

カップ麺を作る

一人暮らしにはカップ麺は必需品ですよね。

カップ麺に必要なお湯の量は、カップ麺によって異なります。

代表的なものでは日清カップヌードルが300ml、お湯をたくさん使う焼きそばUFOが460mlです。

後ほど紹介しますが、500mの耐熱計量カップを使うことで、カップ麺に必要なお湯は余裕で作ることができます

電気ケトルを使わない3つのメリット

【メリット1】電気ケトルを置くスペースが不要

一人暮らしの部屋であればキッチンのスペースはかなり狭いです。

しかも、電気ケトルを手軽に使おうとすると、貴重な水回りのスペースだけでなく、コンセントも占有することになります。

一方、耐熱計量カップはほぼコップと同じくらいのサイズで、もちろんコンセントも必要ありません。

つまり、モノを置かないことで貴重な生活スペースを有効に使うことできるということです。

【メリット2】電気ケトル代を節約できる

電気ケトルを買う必要がないということです。

耐熱計量カップの比較対象とした、価格.comで売れ筋No.1のティファール「ジャスティン プラス 1.2L」は4,000円くらいします。

一方、耐熱計量カップは安い物なら百円ショップでも手に入りますので、その価格差は言うまでもありません。

つまり、何千円も節約できるということです。

【メリット3】手入れがラクになる

電気ケトルは、実はメンテナンスが必要です。

使いっぱなしにすると内部の湿気がカビの原因にもなります。

一方、耐熱計量カップであれば、使った後はコップと同じように水切りに伏せておくだけでOKです。

つまり、ほぼメンテナンスフリーだということです。

耐熱計量カップを選ぶ3つのポイント

必ず取っ手付きを選ぶ

耐熱計量カップは、必ず取っ手が付いているタイプを選んでください。

なぜなら、お湯を沸かした後は取っ手が無いと熱くて持てないからです。

アクリル製ではなくガラス製を選ぶ

耐熱計量カップは、ガラス製がおすすめです。

なぜなら、ガラス製は匂い移りしにくいからです。

耐熱計量カップの素材は、一般的にアクリル製とガラス製があります。

ガラス製に比べて、アクリル製の方が安価で割れにくいというメリットがありますが、におい移りするというデメリットがあります。

また、アクリル製は細かいキズが入りやすく、劣化しやすいというデメリットもあります。

容量は500mlが最適

耐熱計量カップは、500mlが最適なサイズです

なぜなら、小さ過ぎず大き過ぎず、もっとも使いやすい大きさだからです。

計量カップの容量は、一般的に3つのラインナップがあります。

  • 200ml
  • 500ml
  • 1000ml

200mlはコンパクトで使い勝手が良いのですが、カップ麺を作るには容量不足になります。

1000mlはサイズが大きくかさばりますので、場所をとるだけでなく、ぶつけて割れるリスクも高くなります。

おすすめ耐熱計量カップ3選

コスパ最強!【ダイソー】耐熱計量カップ(500mL)

ダイソー公式サイトより引用

100円ショップの最大手、ダイソーの耐熱計量カップです。

なんと言っても、税込220円という圧倒的なコスパが魅力です。

取っ手付き、ガラス製、500ml。

安くても、電気ケトルの代わりとなる耐熱計量カップとして、必要なポイントをすべて備えています。

耐熱計量カップはとりあえずこれを買っておけばOKです。

機能美!【無印良品】耐熱計量カップ(500mL)

無印良品公式サイトより引用

シンプルなデザインが魅力の無印良品の耐熱計量カップです。

下に行くほど径が小さくなっていますので、少量の水を計る場合に調整しやすくなっています。

また、両側面に目盛りがついているので、左利きでも目盛りを読むことができます。

たかが計量カップですが、さりげなく無印良品らしい機能美が備わっています。

無印良品は全商品が10%オフになる「無印良品週間」に買うのがおトクです。

無印良品週間を見える化して予想 過去の無印良品週間を見える化して、次の開催時期を予想してみよう

ネット通販で手軽に!【HARIO(ハリオ)】メジャーカップ ワイド 耐熱ガラス CMJW-500

HARIO(ハリオ) メジャーカップ ワイド 耐熱ガラス 取っ手付 マルチ 500ml 日本製 CMJW-500

近くにダイソーや無印良品がなくて、ネット通販で手軽に耐熱計量カップをゲットしたい方には、こちらの計量カップがおすすめです。

安心の日本製で、ガラス製なのに割れにくく、目盛りがくっきり見やすいのが特徴です。

どうせならいい物を長く使いたい方は、これを選んでおけば間違いありません

Amazonで安く買うなら、次の記事をチェックしておくことをおすすめします。

amazonセール期間 Amazonのセールはいつ開催される?プライムデーやタイムセールを見える化

耐熱計量カップを使う時に注意すること

ぶつけて割らないよう気をつける

耐熱計量カップがガラス製の場合、衝撃で割れるリスクがあります。

特に注ぎ口の付近は、出っぱっていて割れやすいので取り扱いには注意が必要です。

お湯をこぼして火傷しないよう気をつける

耐熱計量カップでお湯を沸かすときは、目盛り以上の水を入れないようにしましょう。

容量いっぱいまで入れると、沸かす時にあふれたり、レンジから取り出すときにこぼれて火傷する恐れがあります。

突沸に気をつける

加熱のしすぎに注意しましょう。

沸点となる100度を超えて加熱し続けると突沸が起こる可能性があります。

詳しくは、独立行政法人国民生活センターの「食品加熱時の突沸に注意」をご確認ください。

まとめ

一人暮らしで大事なことは、コンパクトで機能的な生活スタイルを実現することです。

この記事では、一人暮らしには耐熱計量カップを使うことで、電気ケトルは必要ないことを説明しました。

これを読んでも電気ケトルが必要だと思いますか?

これから一人暮らしの準備をする方はもちろん、すでに電気ケトルをお持ちの方にも、耐熱計量カップを使うことをおすすめします。

電気ケトルをやめて耐熱計量カップを使うことにより、コンパクトで機能的な生活スタイルを実現しましょう。

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