この記事では、映画「魔女の宅急便」の人物相関図を紹介します。
また、登場人物のことを理解できるよう、名言とともに解説をしています。
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主人公で13歳の女の子。
人間関係で落ち込んだり感情的になったりして悩むが、ジジという別人格の自分をとおして、冷静にそして意外と的確に自己分析ができている。
ジジ、私ってどうかしてる。せっかく友達ができたのに急に憎らしくなっちゃうの。素直で明るいキキはどこかにいっちゃたみたい。
キキの相棒でオスの黒猫。
このセリフを最後に、キキはジジと会話ができなくなる。
リリーっていうの。今行く。
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キキの母親で魔女。
旅立とうとするキキにかけたこの言葉は、物語においてキキを支える魔法のような言葉となる。
キキ、そんなに形にこだわらないの。大切なのは心よ。そして、いつも笑顔を忘れずにね。
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キキの父親。
ロープに足をひっかけるなどおっちょこちょいなところがある。
どれっ、私の小さな魔女を見せておくれ。
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トンボは愛称で本名はコポリ。
明るく愛嬌があり、キキの才能を前にしても嫉む感情を持たない、嫌味のない少年である。
子どものころから大した努力をせず才能だけで空を飛ぶことができたキキと、人並み以上の努力をしたが空を飛べないトンボが対象的に描かれる。
そうかなぁ、才能を生かした仕事だろう。ステキだよ。
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パン屋「グーチョキパン店」のおかみさん。
胆力のある女性。
説得力のある価値観と判断力を有しており、キキにとってとても頼りになる存在である。
それ、とってもいいよ。黒は女を美しくみせるんだから。
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画家の少女で18歳。なので、キキより5歳年上ということになる。
行動力のあるさっぱりした性格。
ウルスラの絵とスランプ体験談に自分を重ね合わせたキキは、魔法も同じように才能だけではうまくいかないことを理解する。
魔法も絵も似てるんだね。わたしもよく描けなくなるよ。
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ファッションデザイナー。
パン屋「グーチョキパン店」の近くに住んでいて、お得意さんでもある。
キキにとっては、かっこいいオトナの女性として憧れの対象である。
かわいい魔女さんね。
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キキに仕事を依頼した老婦人。
生活も心も裕福であり、洗練されたサプライズでキキにケーキをプレゼントし、キキの笑顔を回復させる。
それをキキという人に届けてほしいの。この前、とってもお世話になったから。
老婦人の使用人。
「ばあさん」と呼ばれているように聞こえるが、「バーサ」という紛らわしい名前である。
電気は嫌いで、冒険が好き。
黒猫にホーキ、ほんとにひい婆ちゃんの言ったとおりだわ。
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老婦人の孫娘。
外見は都会的、性格はドライであり、キキとは対照的なキャラクターである。
ニシンのパイを受け取るときのセリフはかなり印象的で、キキが大切にしてきた心を冷やし、視聴者を切ない気持ちにさせる。
私このパイきらいなのよね。
この記事では、映画「魔女の宅急便」の登場人物を相関図と名言をとおして解説しました。
他のジブリ映画についても解説していますのでご覧ください。