2021年7月18日に投開票がおこなわれた兵庫県知事選挙は、斎藤元彦氏が当選を果たしました。
この記事ではTwitterを選挙の縮図と仮定し、各候補者のデータを比較することで、この斎藤氏の当選を予測できたかを検証してみました。
この記事でわかること
- 知事候補者のTwitterフォロワー数などのデータ
- Twitterデータが示す斎藤氏の当選
兵庫県知事選挙候補者の概要と獲得票数
5人の候補者を獲得票数順に並べました。
氏名 | 所属 | 獲得票数 | |
---|---|---|---|
斎藤 元彦 | 無・新人 | ![]() @motohikosaitoH | 85万8782票 |
金沢 和夫 | 無・新人 | ![]() @kazuo_kanazawa | 60万728票 |
金田 峰生 | 無・新人 | ![]() @F1988Kaneda | 18万4811票 |
中川 暢三 | 無・新人 | ![]() @Chozo_Nakagawa | 14万575票 |
服部 修 | 無・新人 | ![]() @Nijiiro_Ongaku | 4万6019票 |
Twitterアカウントデータの推移
検証対象となるTwitterデータの設定です。
コラム「なぜ集計対象のツイートを8日間に限定したのか?」
ツイートデータを集計するために、Twitter APIを使いました。
Twitter APIの仕様上、アカウント毎に取得できるツイートデータは最新のものから順に200件までとなっています。
一方、各候補者のツイートペースはマチマチです。
公平性を期すため集計対象期間をそろえる必要があります。
結果、5人の候補者ごとのツイートデータ200件で最大公約数的にそろえられる期間が8日間でした。
フォロワー数の推移
投開票日前4週間のフォロワー数の推移です。
Chart by Visualizer
ツイート回数の推移
投開票日前8日間のツイート回数の推移です。
Chart by Visualizer
被リツイート数と被いいね数の推移
投開票日前8日間のツイートに対して、リツイートされた回数と「いいね」された回数です。
Chart by Visualizer
まとめ
今回の選挙では、「いいね」された回数がもっとも多かった斎藤氏が当選しました。
今後、別の選挙でも検証したいと思います。
おまけ
各候補者が投開票前1週間(7月10日から17日)にツイートした中で、もっとも「いいね」が多かったツイートを紹介します。
いいね数は今後増えていく可能性があるため、投票日である7月18日時点のいいね数を記載しておきます。
斎藤 元彦 の場合
(7月18日時点)
- いいね数:1,300
- リツイート数:477
ストレートに【拡散希望です】で最多いいね&リツイートを獲得
金沢 和夫 の場合
(7月18日時点)
- いいね数:1,120
- リツイート数:581
金田 峰生の場合
(7月18日時点)
- いいね数:1,244
- リツイート数:438
中川 暢三 の場合
(7月18日時点)
- いいね数:602
- リツイート数:171
服部 修 の場合
(7月18日時点)
- いいね数:177
- リツイート数:63