ブログを始めると、だれもがこの悩みにぶつかります。
ネタがなくて困ったときに、Google画像検索を使ってアイデアを手に入れる方法を紹介します。
- アイデアのつくり方の理論
- ネタづくりに画像検索を使うメリット
- 画像検索でネタをさがすコツ
アイデアを手に入れるための理論と方法
理論

どうすればアイデアを手に入れられるか?
難しく考える必要はありません。
とにかく組み合わせればいいんです。
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。
「アイデアのつくり方」ジェームス・ウェブ・ヤング
具体的な方法
組み合わせを作るため、Google画像検索を使います。
ブログのネタの定番、「失敗談」を検索してみましょう。
ここで大事なのは、検索結果で表示された「画像」ではありません。
Googleが提案するタグを見てください。

これらのタグは、Googleがキーワードとの関連性が高いと判断した要素です。
いかがでしょうか?
「デート」や「おなら」あたりは失敗談として想像できますが、「美容師」や「カーポート」は具体的で意外なキーワードだと思いませんか?
おもしろそうだなと感じたタグをクリックすれば、表示される画像により想像力が刺激されるはずです。

画像検索を使って記事を作るための4ステップ
具体的な方法をまとめておきます。
- STEP1思いついたキーワードで画像検索
- STEP2タグを組み合わせる
- STEP3悩みなどポイントを絞り込むor共通点を探す
- STEP4表示された画像を見ながら、記事作りをイメージする
ネタ作りに画像検索を使う3つのメリット
文字+画像で発想力アップ

ただの文字情報からアイデアを発想するのは難しいでしょう。
画像検索を使うと、検索したキーワードとタグ、そして画像が表示されます。
文字の抽象性と、画像の具体性の組み合わせにより、自然と発想力が高められます。
さらに、理解が深まることで、上手く言語化できるようになります。
意外な組み合わせを提案してくれる
既存の要素を組み合わせて新しいものを作りだす才能は、事物の関連性を見つけ出そうとする心の働きに依存することが大きい。
「アイデアのつくり方」ジェームス・ウェブ・ヤング
理論はわかっていても、新しい組み合わせを見つけるのは難しい作業です。
組み合わせが意外であるほど、ユニークでとがったアイデアを手に入れることができます。
画像検索は、検索するキーワードに対してタグと画像を、今まで気付かなかった組み合わせで提案してくれます。
潜在ニーズをつかむ
ブログを始めた方なら、サジェスト機能はご存知ですよね?
サジェストキーワードは、ユーザーのニーズ予測に役立ちます。
以下は、Google検索で「失敗談」と入力した結果です。

先ほどの画像検索の結果と比べてみてください。
サジェスト機能はキーワードの選定には有効ですが、キーワード同士の関連性が常識的です。
好奇心や想像力は刺激されません。
ロングテールキーワードを意識して、ラッコキーワードを使う方もいるでしょう。
しかし、ラッコキーワードで「失敗談」をリサーチしても、「美容師」「カーポート」は出てきません。
画像検索による検索結果には、驚きとワクワク、そして記事作りのためのヒントがあります。
あなたがこれから発見する組み合わせは、まだ言語化されていない未開分野かもしれません。
まずは試してほしいおすすめの方法
ネガティブワードで検索する
読む人の悩みを解決するのが、ブログ記事作りの基本ですね。
例えば、「うまくいかない」で検索してみましょう。




二重(にじゅう)テープ?
あぁ、二重(ふたえ)テープですね(-_-;)
ビューラー、アイシャドウ、シースルーバング、マスカラ、アイライン・・・
どれかひとつのタグで深掘りして記事にするもよし、タグをまとめて記事にするもよし。
世の女性は「うまくいかない」に対して、男性より行動的です。
抽象的な言葉で検索する
具体的なイメージと結びつきにくいキーワードで検索した方が、表示される画像やタグに統一性がなく、意外な組み合わせを発見できる可能性が高まります。
【抽象的なキーワードの例】
ちなみに、「むずかしい」のタグに出てくる「村上春樹」について、記事にしたのがこちら。
村上春樹の小説を初めて読む前に知っておくこと(おすすめの読み方)
やっても時間のムダ?おすすめしない方法
ポジティブワードで検索する
検索する目的は、あくまでブログの記事を書くためのアイデアを作ることです。
ポジティブなキーワードで検索すると、タグが商業的だったり単純な連想ゲームのようになりがちです。
「やればできる」で検索してしまうと、強烈なイメージと脳内再生に邪魔されてしまうかもしれませんw

固有名詞で検索する
キーワードに固有名詞を指定して検索すると、キーワードとタグの関連が強すぎて、発想が飛躍せずおもしろくありません。
例:ガンダム
まとめ
さぁ、ここまで読んだら、あとは画像検索してイメージを膨らませるだけです。
記事化へのアウトプットを常に意識してリサーチしましょう。
記事の構成や書き方についてもっと知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。
ブログ初心者の私がとにかく参考にしているブログ5選
おまけ
この記事で引用した「アイデアの作り方」は、アメリカの実業家ジェームズ・ウェブ・ヤングが著した書籍です。
1965年に初版が刊行された半世紀の歴史を持つ不朽の名著で、数十年間売れ続けている知的発想法のロングセラーです。
いろんなサイトでも紹介される有名な書籍ですので、買って読んでも損はありません。
- 「誰もがジョブズのような斬新な発想ができる? | CEOの一冊」Forbes Japan
- 「プランナーが本気で選んだ企画に役立つアイデア本15冊」Career Supli
- 「経営者の一冊」プレジデントオンライン
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